内窓は今ある窓の内側にもう一つ窓をつけて二重にする商品です。
二重窓、二重サッシとも呼ばれています。
主なメーカーが出している内窓には、AGCの『まどまど』、LIXILの『インプラス』、YKKAPの『プラマードU』などがあります。
(リグラスショップ・ウチヤマではすべて取り扱っております。)
北海道などの寒い地域についているという認識が広まっておりますが、寒い地域だけではなく、冬場の寒さや、外からの騒音にお悩みの方にとっては大変メリットのある商品です。
窓を二重にすることのメリットは大まかに以下の3つがあげられます。
1.お部屋の断熱・遮熱性能が向上する
2.窓ガラスの表面に発生する結露を抑制する
3.騒音に対する防音性能が向上する
以下で説明していきます。
実は住宅の熱の出入りの比率は、窓などの開口部からが一番多いのです。
冬に暖房をつけてもお部屋の中が暖まるのに時間がかかるのは、窓からどんどん熱が流出してしまっているせい。
そのため窓を二重にして気密性を高めることにより、お部屋の熱の流出を抑え、温度を適切に保つことができます。
夏はエアコンの冷気を外に逃がさず、冬は部屋の熱を外に逃がさない。
温度変化の少ない快適な生活を実現することができます。
浴室や脱衣所などに付けるとヒートショック対策にもなります。
また、内窓のガラスをエコガラスにすることにより、太陽熱による温度を遮断する遮熱効果もあります。
クロスや家具の傷みを軽減する事もできます。
そのためリグラスショップではエコガラスを使用した内窓を推奨しております。
お見積も基本的にはエコガラス仕様の内窓でお見積をさせて頂いてます。
冬に発生しがちな窓ガラスの結露。
結露は外の気温と部屋の中の温度の差が原因で発生します。
内窓を付けることによって窓が二重になり、既存の窓と内窓の間に密閉された空気層ができます。
空気は熱を伝える力(熱伝導率)がとても低いため、優秀な断熱材のような働きをします。
そのため、この空気層が外との冷気をシャットアウトしてくれることで、結露を軽減することができるのです。
街中の賑わいや交差点での交通音等のきわめてうるさい騒音を80dBとする場合に、
AGCの『まどまど』を取り付けると、部屋まで届く音を40dBまで抑えることが出来ます。
マイナス10dBすると、聞こえる音の実感としては元の半分ほどになるといわれていますので、騒音に悩んでいらっしゃる方にとっては相当な効果があります。
逆に、ご自宅でピアノのレッスンをしたい方や、ワンちゃんを飼われていらっしゃるという方も、内窓をつけることによってお部屋の中の音を外に漏れにくくする効果が期待できます。
騒音の入らない、お部屋のプライバシーも漏らさない。静かで快適な生活を送ることができます。
↓下の動画で内窓の防音効果をご覧になって参考にしてください。
内窓のメリットに、防犯性が高まることも挙げられます。
泥棒が窓から侵入する際に、内窓を付けていると2枚の窓を破らなければならなくなり、その分手間も時間もかります。
そのため泥棒は内窓が付いている家よりも、より楽に侵入できる家を探す傾向にあります。
内窓は防犯の効果も期待できます。
内窓はひとつひとつの窓の大きさに合わせたオーダー商品のため、費用はまちまちです。
どうしても費用が気になるという方は下記の寸法を測ったものをメールや電話で伝えて頂ければ概算をお答えできます。
(メールでお問い合わせの場合は窓まわりの写真を添付して頂けるとより詳しい金額をお答えできます。)
①窓の高さと横幅の寸法
②窓額縁の奥行の寸法
はっきりしたお見積金額が知りたいという場合は現地調査の必要があります。
リグラスショップは現地調査・お見積は無料で行っています。
お気軽にお問い合わせください。
そのため、国や自治体は内窓を推奨しているため、助成金や補助金が出ます。
たとえば国の補助金のひとつに『先進的窓リノベ事業』があります。
区や市などの自治体の助成金はお住まいの地域の自治体によって条件や申請方法・期間が異なるため注意が必要です。
たとえばリグラスショップのある墨田区は工事総額に対して10%が助成されます(2021年7月現在)。
詳しい情報は補助金・助成金のページで紹介しているのでチェックしてみてください。
どの補助金・助成金でも共通で言えることは予算に到達し次第その期は終了となりますので、申請をしたい場合はよくチェックしておく必要があります。
また、年によって条件・申請方法などが変更する場合もあるため、こちらも注意が必要です。